昼頃に京都を出発したJay。今回は18切符じゃなくて新幹線で。
3回とも同じ駅の同じ場所で再会。迎えの車も同じパーキングに。
今回は4ヶ月ぶりだからまあそんなに変化も特にないかな。
改まった客と言うより定番の同居人みたいな。
この記事を書いてる際も、隣から、「まるのうちきたぐち ただしい?」
と明日のデートの場所の確認の声がかかる。
乗り換えのフローチャートを作ってあげて、
今度は「かいさつってなに?」
さて、16時頃無事に合流しました。
おなか減ったと言うことで、どこに行くか。
「和尚は?」
う〜ん 関西ローカルかな、聞いたことない。
丸亀のうどんを食べた帰り道。
「あれ!ある!」
それは、王将。
English speakerは おばさんと おばーさんとか、伸ばす言葉がないから区別できないというのは聞いてたけど、
なるほどね。(オープンはおうぷん、どーんとdon’tはどうんとが正しい。伸ばす発音はない)
「みんな、和尚って言ってるよ−」
みんなって、君のクラスの外国人たちでしょ。
日本人にだって行きつけで、共通認識もあれば、和尚でも通じるし。
器の中に入っていたカマボコを見て、
「ハムみたい、なにそれ?」
えーと fish ham?
「あー fish cakeね ナルトと同じ?」とJayくん。
関正生先生が、「世界一わかりやすい英作文の授業」の中で、
日本の食べ物説明するときはcake と candy、 cookieのどれかに当てはめることと書いてあった。
おもちは rice cake になるし、チョコレートは candy (小さな包装されているモノの総称)になると。
Jayがカマボコを見て fish cakeって言ったのをみて、なるほど!と実感。
モールを移動するときにエスカレーターを使っていたら、
「どっち?みぎ?ひだり?」と、Jayくん。
そうか、関西は立ち止まる人は右側って聞いたことある。
関東は左が立ち止まる人だよ、と教える。
関西ローカルのお店とか(四つ葉のクローバーを見てスーパーのライフと同じと言ってた)、
独自ルール教えて、と言われたけど。
ほとんど関東から出たことない私には違っていることがわからない。
Jayの方がわかってるよと説明しながら、ライフスタイルや職業意識とか、
違っている方のことを知らないと違っていることがわからないんだよね。
こんな生き方があるんだって。
Jayは18歳でいきなり日本に来て、宿も決まってない状態で、
会ったこともない私の元に突然1ヶ月以上も住み着くという大胆なことをしたけど、
10代にして”違いのわかる男”になってるんだよねー、と思いながらJayを見ると、
クリスマスの帽子をかぶってる…
「12月に入ってから学校でずっとかぶってるよー」って、ちょっとでも尊敬したのは間違いだったかな?
カナダ人の友人と同居した3(クリスマスと年末年始編) 第1話
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