いまいち知名度が低いような気がする関正生先生。
特に世界一シリーズの発音と文法はとてもためになる。
読むたびに発見がある(忘れてるから)
そんな関先生の本はTSUTAYAのレンタルでビデオになっている。
世界一英単語を借りてみた。
本では書けなかったこと(文字で書くと厳しすぎるから)を話していた。
1 単語を覚えるには月に6回繰り返す。
あくまでも経験則だけど月に6回繰り返すくらいでやっと覚えられる。
2 回数を減らすにはインパクトが助けになる。
retrieve取り戻す 回収する は ゴールデンレトリバーのレトリバー。
猟犬で獲物を回収してくるから。これを知っていれば覚えやすくなる。
3 やることを減らす(した方がいいではなくやらなければいけないをやる)
形容詞だ、スペルだ、反意語、派生語、全部の意味だ,と広げない。
まずは大きな意味(イメージ)だけ覚える。
やった方がいいことまで広げるから覚えられない。ひとつ幹が出来れば派生語も覚えやすい。
4 英語→日本語を覚える
英語から日本語に比べて、日本語から英語は4倍の労力がかかる。
英語→日本語1000語と、日本語→英語250語 覚えるのは同じくらいの労力。
逆は幹が出来てから。
5 語源もインパクトの助けになる
pedstrian歩行者
ped は 足 (pedalペダル pedicure ペディキュアから覚えやすい)
rian は 人
centipede cent(センチュリー世紀、100セント=1ドル) ped足 百足ムカデ
impede 邪魔する in 中に ped 中に足を突っ込む 邪魔をする
ここで世界一発音の知識 pは唇をつけて発音 だからその前のinがimになる
shimbashi tempura が n じゃなくて m になる
色々な単語で com or con とか in or im は続く発音でどちらになるかわかる。
company com一緒に pany パン 一緒に食事を取る仲→仲間 会社 一緒にいること
iMacの標準搭載の辞書にも書いてあった。
6 1ヶ月1000単語習得法
一番大事なのはうろ覚え。(1時間100個ペース)
リラックスして繰り返す。
1日20個で50日では,ほとんど覚えられない。
1日200個、5日で1000個覚える。それを6セットで1ヶ月でできる。
短期集中で集中してやる。やっているうちに早くなる。
5セット目から手応えが出てくる。楽しくなってくる。
「書いて覚える?何回?」「どれくらいがうろ覚え?」
あれこれ考える前に1時間後のテストをイメージしてとにかくやる。
今から1時間後にこの紙の100個の英単語テストします,と言われてやるやり方。
「知ってる単語はとばす」「簡単な単語はさっと、難しいのはじっくり見る」
書くのは時間がかかる(覚えやすいが)、覚えられない単語だけ書いて覚えるとか臨機応変に。
単語だけに2時間もかけられない→どっかで集中してやった方がいい(その人のレベルと目標によるが)。
辞書を引いている時間は勉強ではない。(中学校のときの英語の勉強の大半は引いてる時間)。
関先生は大学受験の頃から夏休みを利用してこの方法で毎年4000個くらい覚えた。30歳くらいまで続けた。
東大専門予備校で講師をしていたときに、東大合格率ベスト3にはいる生徒たちにこの方法でやらせたら相当な合格率になった。
5日以上空けての繰り返しは失敗する。7日で一周ではなく、5日で一周。
1時間連続でなく30分2コマでもいい。
覚えた単語が実戦で出ると楽しい。→200くらいだと遭遇しない。最低600覚えたい。
1000個覚えるとこの方法で覚えた単語だ!という経験が多くなる。
最初の5回まで(2週間くらいまで)は、つらい。
挫折をして「俺は覚えられない」という気持ちを持たないように一気に6回やる!
このビデオはおすすめ、TSUTAYAで100円で借りられちゃいますからね。
書籍の方は(ある程度のレベルの)実際の単語が400個、覚えやすいように載ってます。
買いです! 積ん読されてるけど、ちゃんとやろう。まずは神崎英単語だな。
単語の覚え方
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