大学以来英語に全然触れていなかった2010年9月に、たまたま雑誌で見て興味を持ったLang-8をはじめた。
稚拙な英文に添削をしてくれる人も結構いて、当時はまだ競争が今ほどではなかったからかな、フレンドも何人かできてきた。(はじめて一週間ぐらいで三日坊主になりそうなときに@halさんの20歳を過ぎてから英語を学ぼうと決めた人たちへ、とであった。これがなかったら止めてた)
Jayは当時17歳のカナダ人。20歳も違うけど、彼の好きなperfumeの話で盛り上がり、程なくしてSkypeで話すようになった。
受験英語しか経験もなく、Lang-8はじめたところだから、全く聞き取れないし話せない、実質的に初めての英会話(実際はほぼ同時期にシアトルとテキサスの人と話そうとして玉砕している。日記やSkypeのChatから考えてもう少し話せると思うみたいだ。文法力が会話に比べて高いから。フォローするから大丈夫で〜す、と言われて、はじめてみると、会話にならない。(>_<)日本の受験のいびつなシステムの害だな)がこれ。
その後はSkypeのChatを通じて、交流。Lang-8の日記を書くよりも敷居が低いから、頻度も多かった。
彼は2011年7月に、1ヶ月日本に留学(国の?留学プログラム?)することになった。震災の影響もあって、どうかと思っていたけど、彼の親は結構な放任主義(これは後でまた感じる)、予定通り来日した。
留学プログラムではじめはホテル、その後は埼玉にホームステイしたみたい。出国してからSkypeができなくなり連絡が途絶えたある日、一応教えておいた(Skypeあるから大丈夫というのを無理矢理メモさせた)携帯にメールが来た。短期滞在の携帯をレンタルできたようだった。カリキュラムが教えられてないのか、彼が無関心なのか、あまり予定がわからない。ガラケーでの英語Chatはお互いに難しいし、カリキュラムが終わったら会う約束なのだが予定がわからない。
そんな7月30日、「明日泊まっていい?」とのメール。31日は日曜日、うーん朝早いけどそれでいいなら、と返事をして急いで、独り暮らしのアパートを大掃除。
不自由なガラケーチャットで連絡を取り合い駅で待つもなかなか現れない。こんな田舎の駅で迷っていたようだ。大きな荷物と小さな長い棒を背負って現れた彼。握手をして車へ。疑問に思っていたこの棒は何?”my sword”、、、オイオイ大丈夫か、まあいわゆるオタクな訳だから、コスプレかにかかなととりあえず車に急ぐ。実はこれは浅草寺が何かのお土産のミニ木刀でした。
車中、ほとんど初めてのnative English speakerとの車内マンツーマン英会話。授業じゃないからわからなくてもどうしようもない。特に彼は今日うちに泊まるわけで、しかも独り暮らし。時間はまだお昼。必死に会話し回転寿司にとりあえず連れ込み、事情聴取。
前日に留学カリキュラムが終わり、他のメンバーはみんな母国に帰り、彼だけが残るため、昨晩は送別会で、明け方まで盛り上がっていたようだ。今日は終了式で終わる時間もよくわからなかったみたい。
ホームステイ先からも退去して、昨日はみんなでホテルに泊まったみたい、その後そのままうちに来たことがわかった。
今日はうちに泊まるとして明日からは?「友達の家を渡り歩いて9月の上旬に帰る」とのことほぼ1ヶ月滞在する訳か。じゃあ今日だけじゃなくて、まだ滞在中に会えるね、と話していたこのときは、これから帰国まで同居することになるとは思いもしなかった。
カナダ人の友人と同居した話 1
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