さて、一晩明けて2日目。
独り暮らしの家に他人がいるという緊張感も特になく、もう普通に寝られる。
ここ一年半で80日くらい寝泊まりしてるからね〜。
モーニングコール予定の7時に起こす。
ヘルシーな和朝食よりも、甘いの食べたがるから、朝食はいい〜と言っているし、
仕方がない。一緒に駅まで歩いて行き、Jayのお気に入りの駅のパン屋さん併設のカフェへ。
「サイ museum に今日行く−」
サイ?
science でした。
science/sá(ɪ)əns/ アクセントのある”さ”が強くて、曖昧母音のe 子音のns はほとんど発音されないから
サイに聞こえるんだね。
ラングリッチのフィリピン先生は日本人になれていたり(Jayもなれてるが)、第2外国語として勉強してるから、
カナダネイティブよりもだいぶ聞き取りやすい。
最初の滞在の2011年夏は、日本語を使いたがったけど無理な部分が多くて英語混ざり。
2012年夏は、4月からの京都留学で、日本語から離れたかったのか、英語での会話が多く。
そして今回は、山を越えたのか、かなり難しいことも日本語で話すようになった。
今回、”私は”がやたら多くなった。関西アクセントはそんなに感じない。
Jayの日本語は、文法的にはやはり間違いも多いけどちゃんと通じる。
言語はコミュニケーションの手段!
同じくわからなかったのが factory 工場という単語は知らなかったみたい。
factory/fǽkt(ə)ri/ 最初の”ふぇ”が ae でやはり 少し引っかかり 曖昧母音e を省略。
ファクトリー みたいに伸ばさないから、ふぇくり
その流れでindustry これは会話の流れからすぐわかった。
labor とかもオッケー。
さて、どうしてそんな話になったか。
顔出ししているJayのプライベートなところにはあまり踏み込まずに説明すると。
友達に会いに、三島の工場地帯に行った。
ブラジル人やフィリピン人がたくさん働いていた。
母国に仕事がなくて出稼ぎに来ていて、給料は高くなくてあまりきれいなところには住んでいなかった。
と言うような感想。おもしろいっていってたけど、interstingということなんだろうね。
Jayはカナダ人で英語ネイティブ。これだけ日本に何回も来て滞在してだから、
ご両親はある程度の生活をしているんだろうし、カナダのパスポート。
「日本人と同じで産まれた場所がラッキーで色々なことが出来るんだから感謝しないとね」と、
海外に出たこともない私が偉そうに語る。(・_・)
カフェで、昨日買った服
(今回の荷物は、パソコンと私へのクリスマスプレゼントくらいしか持って来てなかった。初回はカナダからの旅行だから仕方ないとはいえ刀まで持ってたし、この夏のときもリュック2つ背負ってたし、だんだん旅慣れてきている。)、
を着ている写真をお母さんにメールしたとの話になった。
仕送りしている都合もあるから、そういうのは報告しているようだ。
「keiのところにいるのはお母さんは知ってる?」
やはり教えてないようだ。
まあ、今回はいいとして、
初来日ではじめて会う独身中年男性の独り暮らしの家に40日滞在するときも、全く報告してなかったし。
「もう 大人だからー 自分のことは自分でやるから、お母さん知らない−」
まだ19歳なんだけどね−、さすがアメリカン! (カナダだけど)
日本の過保護とは違うね。
カナダ人の友人と同居した話3 第2日目
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