この年末年始、日頃出来ないこと、何かしようと思った。
ミヒャエルエンデの、はてしない物語とモモを読んでみようとふと思った。
モモは私の産まれた1973年の作品。40年前。未読。
時間泥棒と女の子のお話。
はてしない物語は、1979年。ネバーエンディング・ストーリーの映画でおなじみ。
私も小学校の頃に読んだことがある。
この映画で訴訟になり、日本語翻訳者の日本女性と結婚、へー(wiki情報)
はてしない物語の冒頭、
親に電気を消されて布団の中で懐中電灯を使って本を読んだ、なんて書いてあって、
子供の頃を思い出した。自分もそうだったな〜って。
その頃はもちろん、自己啓発書とか実用書ではなくて、小説ばっかり。
年末年始の9連休もあっという間に、たいしたこともせずにすぎ、最終日。
やっぱりこれだけはやっておきたい。
最初はモモから。
豊かになるために、時間を節約し出す人々。
豊かにはなるけれど、どんどん忙しくなり、人間らしさを失っていく。
何ももたない浮浪者の女の子が、大切なものを教えてくれるお話。
これもおもしろい。大人が読んでも問題なし。
そして、はてしない物語。こちらは読んだことあるし、映画も見たことある。
あれ、こんな話だったのか。
記憶にあるのは映画にもなった前半だけ。ナウシカみたいに、後半がこんなにあるんだね。
バスチアン、主人公の男の子が、ファンタージェンを救うのは馴染みがあるけれど、
そのあと、皇帝になり、龍に乗った親友、アトレーユが反乱を起こし、闘い、胸を剣で貫く。
こんな話だったっけ。
あんまりネタバレ(この記事を読んで読んでくれる人がいるかは知らないけど)しても仕方ないので、内容はここまで。
イヤーこれもおもしろい。共に洋書ではなく、日本語の本だけど。
モモで4時間、はてしない物語で5時間くらいかかったかな。
エンデ 『モモ (momo) 』 はてしない物語 (never ending story) 』
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