かなりの人混み。
試食のビーフジャーキーなどをつまみながら歩く。(マカオだったかな?)
派手なお土産屋さんの中にぽつんと、昔ながらのおじいちゃんのお店発見。たばこ屋さん的な。
台湾ビールをげっと。
そして、九份茶房発見。何時間待つかわからないと言われる。
せっかく来たし、ツアーではない強み。待ってやる!
店内、コイも泳いでる。
ひっきりなしにお客さん。
10分くらい?店員さんが呼びに来た。
意外に待ってまで入る人は少ないようだ。
これ最高の席だ。この有名な九份茶房。後で見たら、オープンテラスの席は4席ほど。
しかも景色も一番いいところだよここ、しかも1人。
相席の概念がないのか、恐縮している私は滞在中、何組かの観光客に相席を勧めたが、
店員さんはそんなことするの?と驚いていた。
とりあえず、申し訳ないので、お奨めされたお茶とお菓子(一番高いやつ)を頼む。
夕暮れになり、心地よい風が吹く。
見下ろす山肌から、店の入り口に吹き抜ける風が何とも言えない。
これは気持ちいい。
写真左が千と千尋の神隠しぽい建物。
何組かの相席を薦めたお客さんたちは、バスの時間がと言って、すぐ去っていった。
そして最後に、日本人カップルが。20代後半かな。
とても感謝してくれたけど、私も気兼ねなく長時間いられるし、トイレに行けるのが助かる。
彼らは羽田から、MRTが通ってる松山空港経由できたとのこと。
十份で遊んでから来たとのこと。
彼氏の方は、アジア放浪の旅を経験した旅人みたいだ。
そして彼らも去っていった。
もう一度来ても、こんないい席でこんな快適な空気で過ごせるかと思うと立ち去りがたい。
雨の日がほとんどの九份で、こんな最高の時間を過ごせるとは。
テーブルの上でぐつぐつ煮える土瓶。お茶っ葉を買うシステム。お湯はどんどんたしてくれるし、
茶葉もたくさんある。
でも、帰りの時間もあるし、そろそろ行こう。ほんとにいい時間だった。
向こうは、カップルさんたちのいた席。
私の席の使用済み茶葉の量が、いた時間を語る。
そしてこの後、薄暗いこの廃墟の炭鉱跡で、観光客の来ない山の中に遭難する…。
台湾7 九份その2
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