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Jay

カナダ人の友人と同居した話 3

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たこ焼き・お好み焼き。これはあなたが外国人を食事に連れて行くときにもっとも外れがない食事かもしれない。
Jayはお好み焼きとたこ焼きが大好き。築地銀だこに連れて行くと2皿ぺろり。ドバイの友人も同じことを言っていたし、寿司やてんぷらよりも外れがないんじゃないかな。
4月から部署が変わって思うように休めない。それでJayは毎朝通勤電車で都内に出勤する毎日。お金もかかるから、都内を歩いて公園で休憩してを繰り返していたみたい。
家に帰ると、玄関付近で1時間ぐらい待っている。定時に終わる時期だから帰宅時間は伝えてあったんだけど。アパートは本来契約書に載っていない人を泊めることはできない。まあ常識の範囲内じゃないとね。彼は両親がフィリピン人でかなり日本人に近く見えるアジア人だから、そういう意味では目立たないけど。
Jayの両親に挨拶もしてないし。
親はうちに滞在していることを知っているの?「知らない」。
うーん見事な放任主義。1年以上交流しているとはいえ、本名も教えていない外国人の独身男の家に泊まっているのを親が知らないとは。
 でも、これは何かあると未成年者略取のような危ない状態になるのでは?もちろん彼はちゃんとパスポートは持っているけど。しかし隣の部屋の人は朝晩英会話が聞こえてくるから(朝ラングリッチしている今も同じだけど)驚いただろうな。
一緒にいて感じたのはおなかの底から声を出すこと。英会話の本で、日本語は口先から、英語はおなかから声を出すという記事を読んだことがあったけど、唇を挟んだ息の音とかはやはりおなかの底から声を出さないと、伝わらない。18歳の華奢な少年なのにこわいくらい。
隣の部屋でパソコンを触っていると、「keeeeeeei!」と呼ばれる。独り暮らしだから呼ばれるのもなれていないし(通常友人が来たときは部屋が分かれることはないしね)、やはり声が太い!
「keeeei! Where is Mitaka ? Can I go there in a day?(聞き取れていないので推測含む)」
1ヶ月いた彼が帰った後はしーんとしましたよ。

-Jay

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